火星の月の下で

日記がわり。

新型ウィルスに関する、現時点での優秀な初見

「なぜ、国ごとに差が出たのか。そして第二波がどうなるか。」
(ps://georgebest1969.typepad.jp/blog/2020/06/なぜ国ごとに差が出たのかそして第二波がどうなるか.html)
神戸大学病院の岩田氏(ただし出身校は島根医大らしい)によるコラム。
共時的、時間軸的なデータを活用し、まことしやかに語られていた「原因」を判断していく手法は、わかりやすい。
かなり長いので全文を読むのは少し骨が折れるけど、現状における状況分析、そして結論としては、ここ最近読んだコロナ関係の中では群を抜いて説得力があった。
もちろん岩田氏も認めている通り、各種データに立脚しているため誤記が生じているかもしれないし、今後これが変化していく可能性もあるけど、この時点で考えられる日本での意識や、今後起こるであろう第二波への心構えとしては、かなり有効だと思う。
コメント欄で既にいくつか、データの扱いについて異論、とまではいかなくても追加があるし、そのあたりを見ても全体像としてはそう間違ってもいないようだ。
医療関係者ではないので、あくまで素人目線だが。

くれぐれも「日本だからうまくいった」と過信しないこと、これが一般人としては重要だろう。
もちろんどこそこの国がやったから成功した、とかっていうのも論外(少なくとも検証可能な数字、データがない限り)だけど。

第61期王位戦、第一局。

第一局、先手・藤井七段の先勝。
昨日の初日の段階で、かなり差が開いていたような印象だったのだが、専門家はどう見ているのだろうか、これからプロ棋士の方々のコメントを探してこようと思う。
ぶっ通しで見ていたわけではないが、Abemaで中継やってたのを見ていて、二日目はもうどんどん差が開いていく一方みたいな展開。
千駄ヶ谷の受け師がここまで一方的にやられたのって・・・ちょっと記憶にないなぁ。
必敗、敗勢になっても、なんとか手を繰り出して一手違いにまで、あわよくば小さなミスでもあればひっくり返してしまう、というのが木村王位の印象で、かつて「受ける青春」とまで言われた中村修・元王将とはかなり異質の受け将棋という印象だったので、ここまで何もさせてもらえない、かろうじて素人目にもわかる形作りしかさせてもらえなかった、というのは、私が過去並べた限りではなかった、初めての体験。
木村王位の終盤はそれだけ難しいので、それほど数多く並べたわけではないのだが・・・。

しかし当然第二局では立て直してくるだろうし、何より木村王位の先手番になるので、これであっさり藤井王位誕生か、となるかどうかはわからないけど、素人感想としては「藤井七段がめちゃくちゃ強かった」というところ。

「ただしイケメンに限る」は本当か、に関する新潟大学の論文

「「ただしイケメンに限る」は本当か?-女性の顔魅力は服の評価を変えるが男性の顔はそうでもない-」
(ps://www.niigata-u.ac.jp/news/2020/72833/)
スリードを狙ったような見出しだけど、大学の正式な窓口(HP)なので誤記ではない。
ただし、性的な、と書くと言いすぎだけど恋愛的なニュアンスのものではなく、着衣への心理的影響の方に主眼がおかれているようだ。
この「高評価の顔」と「低評価の顔」との差というか識別できる違いをどうやって抽出しているかってのも気になるけど、有意の差を出す、出さない、というくらいなので、相当にギャップのある顔を選んだ・・・と思いたい。

さて「イケメンに限る」についてだが、これはいささか自虐的なニュアンスで始まったような記憶だったので、統計としての教訓とかではなかったはずなんだけど、現在は少し違う意味になっているような。
もっとも「壁ドン」とか一部で話題になってる「くぱぁ」とかみたいな、本来の意味との差ではないけど。
厳密にいうと女性の男性顔面評価は「イケメンに限る」ではなく「キモメンはイヤ」なんじゃないかなぁ。
少なくとも男性が女性の顔に対する辛辣な評価ほどには、厳しくもなく要求も少ないような感じなんだが・・・主観要素も強いので断定はできない。
ただ、不快感、醜悪さ、不潔さが出ている顔面っていうのは、男女の性別、あるいは恋愛対象云々とか関係なく、たいていの人は避けたいんじゃないかしらん。
その上のレベル「イケメンにはほど遠いけど、フツメンのちょっと下」くらいなら、男性側の顔面造形が理由で拒絶される、という状況はかなり少ないと思うけどなぁ。
もちろんこれは顔面造形に限定した話で、それ以外の要素では女性視点の方が厳しくなる、というのは数多くあるけれども。

「イケメンに限る」と言う心理的な背景には、自分たちが「イケメンではない多数派だ」という安心感というか、逆差別的な意識もはたらいているのではないか。
「キモメンだけは不可」「ブサメンは絶対イヤ」とかだと、拒絶される方が少数派の顔面底辺層みたいな扱いになってくるので、そのあたりにまで自分を貶めてまうのは非モテとしてもプライドが許さなくなるのではなかろうか。
顔面のデザインについては許容範囲というか主観の幅が大きいので、統計的な定説にはなりにくいんだろうな。

令和の幻獣

「かわいいけど恐ろしい「寄生虫『ケモミミモドキ』」の生態が描かれたイラストに反応続々…「宿主はどれくらい操られるのか」「これはガチ」など」(togetter:1551417)
ケモミミの素が幻獣みたいに紹介されてて面白かった。

奈良公園で鹿に追い回される

所用で県庁に行ってたのでその帰り、奈良公園側を歩いていると、鹿の集団に出くわす。
外国人観光客が減っているものの、3月頃に比べると少しは回復している奈良公園
そこで久しぶりに鹿せんべいでもやってみよう、と思い一つ買うと、満を持していたかのように、鹿の大群に襲われた。
立派な角をたくわえた雄鹿数頭に取り囲まれると、そこそこの恐怖である。
もちろん雌鹿、小鹿も同じくらいいたのだが、やはり角のある雄鹿は複数頭いるとけっう怖いものでありますな。
しかもズボンやらかばんやらにかみついてくるし。
走って逃げたら、あいつら走って追いかけてくる。(笑)
いや、今思い出すと自分のコミカルな姿を想像して笑いになるのだが、走る鹿って、かなり久しぶりに見たのでけっこうな驚きもあったのよん。
別にケガはまったくしなかったけど、観光客が減るとあんなことになるんだな、これからは注意しよう。
でもまた鹿せんべいやるけどね。

異世界漫画の秀逸なまとめ

異世界漫画100作品読んでみた」(togetter:1512275)
異世界ものマンガを25作品ほどまとめて紹介します」(ps://www.tyoshiki.com/entry/2020/05/17/064728)
異世界漫画100作品読んでみた りた~んず」(togetter:1550076)

以前も少し触れたように、優秀なまとめは読書の指標たりえるので、メモ。
こういうまとめばっかりだったらいいのにね。

むしろ、そんなにしてたんか、という感想

「「若者のセックス離れ」がアメリカでも深刻だと判明」
(tps://news.livedoor.com/article/detail/18450295/)
ふんふん、と思いながら読んでたら、次のこれでびっくり仰天。(笑)

最新の調査では「18歳から24歳の男性の3人に1人は1年以上セックスしていない」ことが明らかになりました。

・・・え?
「3人に1人」・・・ってことは「3人に2人」は一年の間に一度はリアル女と性交してるってこと?
これで「セックス離れ」?
日本人の感覚だと「やりすぎちゃうんかい」となるのだが・・・ひょっとしてわしの周囲だけか?
いやまぁ、現在のワタクシは、もうしようと思ってもできない老齢ではあるけど、仕事柄、若い連中とは接点が多いからなぁ。
あいつら、そんなにしてたんか。
アメリカ人は性的なことに対して逆方向の同調圧みたいなのがなさそうだから、そうなのかなぁ。
性犯罪も多そうだしね。