火星の月の下で

日記がわり。

△中小も空洞化

円高:町工場タイへ 「生き残れぬ」 産業空洞化の懸念も

戦後最高値圏で推移する歴史的な円高を背景に、中小企業の間でも東南アジアなど海外に生産を移転する動きが広がり始めた。納入先の大企業などからコスト削減が求められる中、「国内生産にこだわっていては生き残れない」と判断しているためだ。約4000の中小企業が並ぶ国内有数のモノづくり集積地、東京都大田区では、今年に入って18社の町工場がタイ進出を検討、うち4社は来夏までに現地操業を始める計画だ。

ここ数日、経済系チャンネルやらで特集されてたし、懸念そのものは3〜4年前から言われていたことだが、現在加速している、とのこと。
なにげにすごいニュウスなんだが、中小の空洞化、ということは、技術立国日本が、内部のかなり奥深いところまで崩壊してしまう、ということで、もう国民国家そのものが成立しなくなってしまう可能性がある、ということなのではなかろうか。
経済チャンネルで「日本は長い間自動車産業だけでやってきて、今、それに代るモノがない」と言ってたが、これがその契機になる・・・わきゃないよなぁ、速度がありすぎて。
IT関連にしても、日本だと虚業の域を出てないし、少なくとも現時点では柱になるにはまだ遠い。
あと気になるのは、東大阪の中小の動向。
ここも相当空洞化になりつつある、というニュウスは以前見たので、大同小異なんだろうとは思うが・・・。