火星の月の下で

日記がわり。

ポーランド女性に敗れた女流棋士

【画像】漫画を読んで4年前に将棋を始めたポーランド女性(20)が女流棋士を破る快挙
史上初、ポーランド女性が公式戦で女流棋士破る

将棋の第2期リコー杯女流王座戦1次予選が19日、東京・千駄ヶ谷で行われ、海外招待選手でポーランドの大学生、カロリーナ・ステチェンスカさん(20)が1回戦で高群(たかむれ)佐知子女流三段(41)を破った。
(中略)
ステチェンスカさんは4年ほど前、将棋が出てくる日本の漫画を読んで興味を持った。
インターネット対局で腕を上げ、現在アマ四段。局後、「女流棋士になるのが夢なので、今日の勝利はその第一歩」と笑顔で話した。

対戦表が発表されたとき、連盟の公式ページで

ポーランド語で訳された日本の漫画「NARUTO」を読みそのなかの登場人物が先生に将棋で勝つシーンがあり興味を持った。
その後、インターネットを使い将棋について調べた。(2008年1月)

というのが記載されてて、ちょっと話題になってたけど、まさか塚田の嫁さんに勝っちゃうとは。(^_^;
ただここで重要なのは、外国人が勝ったとか、上のまとめ記事の方に頻出してくるコンピューターとの対戦では早晩勝てなくなるとか、そういったことではなくて、4年でかなりの水準にきている、ということだろう。
かつて、高校生の時に将棋を覚えて、それから奨励会に入りプロ四段になり、そのままA級まで駆け上がって名人戦にまで出てきた森雞二九段という人がいた。(「いた」と書いたけど、まだ現役バリバリの方です)
この森九段をさして、先崎さんだったと思うけど、「たいせつなのは始めた年齢ではなくて、初めてからどのくらい集中力を持続させ、短期間で駆け上がるかだ」みたいなことを言ってたが、このポーランド女性も、この4年間の集中がすばらしかったのだろう。