火星の月の下で

日記がわり。

○スウェーデンも突破

ドイツが韓国に負けるし、3戦全敗だと思ってた日本が決勝トーナメントに行っちゃうし、なんか番狂わせの多い今大会。
しかし、スウェーデンがメヒコに3-0で勝ってグループ一位で決勝トーナメント、というのは北欧勢ファンとしては素直に嬉しい。
これでデンマークに続き、2国も決勝トーナメントへ行けたわけで、たぶん今のシステムになってから史上初。
一応スウェーデンは大昔、自国開催の大会で準優勝したことがあるので(その時の優勝はブラジル)伝統国の一つではあるのだけど、戦術がシステム化され、選手の育成方法も科学的になっている現代、ファイナルやベスト4、ベスト8まで行くのは至難の業。
決勝トーナメント1回戦では、スイスと対戦する。
二位だったら相手がブラジルになっていたので、そのことを思うとまだラッキーだったけど、スイスにしたって格上なのは間違いないので、健闘を期待しているところ。
しかし今大会、優勝候補が敗退したり調子よくなかったりで、優勝どころかファイナリストの行方さえ読めませんな。
一応今残ってる中だと、ブラジルとフランスが最右翼ってことになるのかな。
もっともフランスは一回戦の相手がアルゼンチンだし、ブラジルもグループリーグの戦い方を見てるとかなりの不安があるので、まだまだ番狂わせがあるのかも。
グループリーグを見ている限りだと、印象深かったのがセネガルとモロッコのアフリカ二強。
特にセネガルは日本と同じグループになってしまったのでかなり複雑な気分だったけど、日本と一緒にグループリーグを突破してほしかった。シセ監督、かっこよかったしね。
そしてドイツ。
初戦でメヒコに敗れた時はかなりの衝撃だったけど、今大会最弱かつファール量産国の韓国みたいな場違いな国に負けてしまった、というのは、単純に弱かった&調整の失敗だったんだろう。
国内でトルコ系選手の政治的スキャンダルみたいなことも起こってたので、そのあたりも尾を引いたのかもしれない。
日本に関しては、良い方向で予想外だったのですごく嬉しい。
ただ「西野ジャパンに賛否両論」(ps://www.jiji.com/jc/worldcup2018?s=news&k=2018062900217)
・・・なんて記事を読むと、わかってねーなー、な感がひしひしと。
最初、3戦全敗濃厚と見られていたチームなんだぜ。
弱者の戦いとしてはあれが正解。
確かにセネガルが追いつくリスクもあったけど、時間帯と確率で考えたらあれが最良なのは見ていてわかりそうなもんだけど。
王者の戦い、横綱相撲ができるチームじゃない、という現実を忘れちゃいかんよ。
そして初戦がベルギーかぁ・・・。
ま、決勝に進めたことだけでも素晴らしいことなので、どうか大量失点をくらっての惨敗にだけはならないでほしい。敗退してしまったセネガルのためにも。