火星の月の下で

日記がわり。

◇マルセイユはマクドナルドを中心に回っている?

「フランスでマクドナルド「閉鎖ではなく存続を!」 貧困地区で社会的役割」
(p://www.afpbb.com/articles/-/3188796)

フランス人にとって、マクドナルド(McDonald’s)といえば長年、悪口を言いたくなるブランドだった。

うん、ワタクシもそう思っていた。

しかし、事態は反転。
食に関するフランスの純粋主義者たちはむせ返るかもしれないが、南部マルセイユ(Marseille)の貧しい郊外では、政治家を含む運動家たちが今、マクドナルドを閉鎖に追い込むためではなく、救うために動いている。

多民族化し、貧困地区になってしまった地域では、マクドナルドだけがほとんど唯一の「まともな食品屋」になっていて、この地域の経済の中心になってしまっている、と言うのだ。
撤退騒動も貧困地域だからと言うのではなく、買い取ったオーナーがここをムスリム用のハラルフードレストランにしたがっていること、存続運動は安価な食事場所という側面以上に、麻薬が蔓延してまともな就職口がマクドナルドしかなくなっているから、という。
ここにも移民を無制限に入れていくとどうなるか、という示唆があふれているのう。