火星の月の下で

日記がわり。

フグ田ヒトデ

「「サザエさん」タラちゃんに妹いた! 幻キャラ・ヒトデがドラマで登場」
(ps://www.daily.co.jp/gossip/2019/09/30/0012746361.shtml)
ほとんどどうでもいいようなコンテンツなのだけど、こういう過去から引っ張り出してくるっていうのは、いろいろなんかもやっとするものがある。
原作者もかなり前に亡くなっている作品だとほとんど大河ドラマみたいになってきて「新事実発見」を軸に新しい飯のタネを組みなおそうとしている意図がありありと感じられて、そのあたりにもやっと感じてしまうのかもしれない。

ヒトデは、サザエとマスオの第2子で、タラオの妹。ドラマ用の創作ではなく、1954年に発刊された雑誌「漫画読本」(文藝春秋)の創刊号に掲載された一コマ漫画「サザエさん一家の未来予想図」にたった1度だけ登場し、その後、アニメや漫画には一切登場していないレアなキャラクターだ。

たった一度、落書き程度に現れただけっていうのなら、原作者の構想からは完全にはずれていたわけなので、それを組み込むというのはなんともあさましいなぁ、という気もする。
大河ドラマの素材みたいになりつつあるので、今後はこれすらもスタンダードになっていくんだろうけど・・・やっぱりなにか、もやっとする。