火星の月の下で

日記がわり。

『ゲゲゲ』第78話、魍魎、やっと見た

法事とかがあってバタバタしてたので、この前の日曜朝の『ゲゲゲ』第78話、ようやく視聴。
若いプロカメラマンが田舎へ取材に行って、神秘的な美少女に出会い、そこから「生と死の堺、美少女」というテーマにのめりこんでしまう、という話。
発端は、亡霊に付きまとわれている写真家からの依頼に出向いた鬼太郎。
そのカメラマンの取材地から「魍魎の仕業」と推測する鬼太郎。
しかし魍魎は死体にとりつくはずなので、依頼主に心当たりがないかと聞くが、カメラマンは否定。
やがて取材地に行ったりして、そのカメラマンと神秘的な少女・水葉のエピソードにたどり着く。
池でスランプに苦しむカメラマンが池に落ちたその少女を助けようともせず、その死にゆく姿を取りつかれたように写真に収めるという、なかなか鬼気迫るシーンがあり、これによって有名になるけれど、というのがだいたいの概要。
日曜朝にこんなのやったのか、とそっちの方でも関心したけど、お話の方も正統的な狂気怪談で、いたく感銘。
まぁ途中に、ゴーゴリの『ヴィイ』(妖婆死棺の呪い)みたいな場面(水木の作品でそういうのがある)を挟んではいたものの、よくできた狂気談仕立てになっていた。
少し遅れてしまったので、アニメブログの方には感想として出さないので、こちらに記載しておく。