火星の月の下で

日記がわり。

サイレント・ウィッチ、第一巻を読み終える

ウェブ版がすこぶる面白かった上に、かなりの加筆がある、とのことだったので、昨日10日発売の書籍版も購入。
一晩で読み終えてしまいました。(笑)
ま、だいたいの話を知ってましたし、主筋が変わるほどの加筆でもなかったですから。
ただ加筆の量はかなり多くて、ウェブ版での最初、ポンコツ魔女モニカの個性が強烈にでき上がってたのですけど、この加筆によって、それ以外の人物、取り巻く人々も平均的に描写が増えてました。
特に自ら進んで「悪役令嬢」を演じるイザベルとかは、最初からしっかり肉付けができた印象。
イザベルは中盤になると生き生きと動き回るのですけど、最初のうちは「単なる協力者」みたいな描写でしたから。

ただこれ、書籍の体裁を見ますと女性向けなんですね、そのせいか書店で探すのに、かなり手間取ってしまいました。
あと挿絵。
それほど多い量ではなかったけど、まあまあ、といったところかな。
表紙、中の口絵等、カラーのところはイメージを助けてくれて良いんだけど、モノクロのところはやや弱い印象。
もっとも絵というのは好みがモロに出るところなので、私の好みからは少しずれた、という程度だけど。

ともかく、ウェブ版で読んでてもいろいろ違う発見もあったしで、十分楽しめる内容でありました。
第二巻も準備されているみたいなので、楽しみでありますな。