火星の月の下で

日記がわり。

東京の未婚率、婚姻率

「「婚姻率全国1位なのに結婚できない男が多い」東京で生涯独身男が増え続ける残酷な理由」
(ps://news.livedoor.com/article/detail/20768235/)
少子高齢化についてときどき書いていたのに、これは知らなかった。
もう関東近辺に住んでいないから、というのもあるけど、その内実について、こういう事実があったらしい。

女児より男児の方が5%ずつ多く生まれます。
これは日本に限らず世界的にそうです。
しかし、昔は乳児死亡率も高く、主に男児が亡くなる率が高かったため、結果的に、成人男女比は同じような数値に収束したわけです。
現代は医療も発達し、1947年には8%弱もあった日本の乳児死亡率は、2019年では0.2%にまで激減しています。

これについては、本来出生時に死んでいた男が、結婚市場で「死んだ」状態になるので、別にかまわないかな、とも思ってる。
数値的に若干の誤差があるにしても、本来乳児段階で死んでいた連中が、働いて国庫に貢献しているのなら、それはそれでいいかな、とも。

内訳の比率として、再婚男×初婚女、が多いというのもなんとなくわかる。
ただしこちらについては賛同とまではいかない。あくまで現象としての理解である。

ということで、一番ためになった情報がこちら。

多くの方が誤解しているのですが、実は東京は婚姻率に関してはずっと全国1位です。日本でもっとも人口比で婚姻しているのは東京です。
しかし、同時に男性の生涯未婚率も高く、2015年国勢調査時点では全国3位です。婚姻率が高いにもかかわらず、なぜ未婚率も高いのか。
その原因の一端はこの東京の「時間差一夫多妻男」にあるのかもしれません。

東京の婚姻率が全国一位ってのは知らなかった。
なんとなく少子化震源地みたいに考えていたので、婚姻率が異様に低いのではないか、と錯覚していたからだろうか。
その原因になっているのが、この再婚男×初婚女の多さ。
もう二位以下に、ダブルスコア以上のぶっちぎりである。

東京の一極集中による弊害って、感情的な部分もあって見ていたけど、こういうデータをつきつけられると、少子化の最大の原因に見えてくる。
それにしても、ほとんど都市実験といっていいくらいのデータになってますな。