火星の月の下で

日記がわり。

シュレーディンガーの猫、誤用されまくる

シュレーディンガーの猫、誤用されまくる」
(p://onecall2ch.com/archives/9872338.html)
ここに載ってる説明も厳密には正しくないんだけど、世間で御用されてるよりはよほどまし、というか、学部生クラスならこれでも桶。

一番の問題点は、思考実験としての「猫」なので、生きているものならなんでもよく、「猫」でなければならないわけではないという点。
ところが、誤用する側は、その「生き物ならなんでもいい」猫の方に重点を置くからこういうことになる。
その意味で二重に間違ってるわけなんだけど、ヲタク用語ってこういうのがけっこうあるよな。

エヴァで「ディラックの海に飲み込まれる」とか言ってたおばさんがいたんだけど、あれもセリフ聞いた時には思わず失笑してしまっただよ。

それとは関係なく、ここに載ってるヲタク大好き用語。

かっこいい学問用語

シュレディンガーの猫
神の見えざる手
ラプラスの悪魔
マクスウェルの悪魔

というのには、大いに同感。
一昔前ならここに「メビウスの環」とかも入ってきたように思うが、さすがに使い古されてしまったか。