火星の月の下で

日記がわり。

○嫌われている自覚を持とう

JASRACの外部理事を務める東大・玉井克哉教授(知的財産法)による大手音楽教室から著作権料徴収についてのQ&A」(togetter:1077579)
正直なところ、一連の「音楽教室にまで請求するJASRAC」の件について、両極端の意見とか弁明とか目にするので、どっちを信じていいのか、それともどちらも少しずつだけ真実なのか、その辺がはっきりしないのだが、この外部理事さんの物言いでは、たとえ言ってることが正しくても伝わらないな、と思ってしまった次第。
なぜJASRACがここまで嫌われ、憎まれ、いやがられているか、その辺をもう少し理解した方がいいのに。

それでもなお「天下り先の維持の臭い」がするのなら、あなたの鼻がおかしいのです。

わかってねえな。

こういうことばを文末につけていると、どんなに正統でかつ筋の通った理屈でも不快感は解消されないし、むしろ敵意をもたれてしまう、ということを考えないのだろうか。
これまでのこの団体の所業が嫌悪感をもたれているというのに、こういう主張だけしていればそのうち庶民レベルで背を向けられてしまうのだがなぁ。
それでなくても、今「音楽離れ」が深刻な局面になってきているのに、その傾向に拍車をかける言動ははたしてどうなのか。
「日本の音楽文化を滅亡させようとしている」とまで言われている自覚がないのだろうな、たぶん。
ふだん「先生」「先生」と言われる職に就いていると、自分がへりくだらなければいけないときにそれができない、頭が回らない、というのはよくあることではあるが。
正しいことだけを言ってれば事態が好転する、とか考えているとしたら、相当に頭が悪い。
こういう連中がのさばっている現状だと、日本のPOPsが滅んでしまうのも仕方ないかな、という気はするのう。
(参考)
・「150席未満の規模の演奏会の著作権使用料は著作権者に支払われずJASRACが総取り?とあるピアニストの意見」(togetter:1079263)