火星の月の下で

日記がわり。

◎英米単語の違い

アメリカ英語とイギリス英語の違いより、使用される単語の違い。
fallとautumn、elevatorとliftはかなり有名だと思うけど、それ以外にもいろいろ。
文法については、現在ではかなり統一されてきている感じだけど、伝統文法の立場ではドイツ語とオランダ語くらい違う部分もある。
もっとも二人称なんてのは宗教関係者くらいしか使っていない、とは思うけど。(youは厳密には二人称主格と言い切れない)
思い出すのは中学最初の英語の授業で、今では挨拶からやるが、少し前まではbe動詞から、そして私の世代くらいだとbe動詞よりも先にhave動詞や一般動詞から入った。*1
その際、英国式英語をやる教諭なんかも少しはいて、canやoftenの発音なんかでその差を少し言ってくれる人もいたようだ。
最近ネットのおかげで、日本人英語を「Engrish」とか言ってバカにする米国人が増えたように思うが、英国式教育を少し受けた身としては「おまえらこそEnglishがしゃべれないじゃないか」という気持ちにはかなりなることがある。

*1:世代と書いたけど、この辺混在している時代だったので、当然米国式でやっていたところも私の世代では既にあった。ただ混在していた時代も含めて、たぶん私の世代がそういう教育が許されていた最後だと思う。

○明日から決勝トーナメント

残念ながら日本は3勝1敗ながら決勝トーナメントへは行けなかったものの、それでもラグビー好きには楽しみで仕方がない決勝トーナメントが明日から始まる。
カードは南ア-ウェールズ、NZ-フランス、アイルランド-アルゼンチン、そして豪-スコッチ。
前評判では圧倒的にNZだったけど、その通りになるのか否か。
予選プールは余力を残しての一位突破だったので、緒戦の対フランス戦でその実力がはかれるだろう。
カードとして面白そうなのが、土曜日の南アvsウェールズ戦。
宿敵イングランドを僅差で逆転勝ちした勢いをそのままに、ウェールズがどこまで食いつくか。あるいは予選プール初戦の日本戦ショックを完全に払拭したかに見える南アフリカの底力がどの程度のものなのか、そのあたりがたいへん興味深い。