火星の月の下で

日記がわり。

アシダカグモのことなど

本格的な梅雨突入。雨だけでなく、家の中全体に湿り気を帯びてくるのが、なんともイヤンな毎日。
今年はまてだ見てないけど、そろそろゴキブリの季節。台所や風呂場にアシダカグモの姿を見るようになった。
子供の頃、ウルトラQ「クモ男爵」を見て、クモにかなりの恐怖心を植え付けられた。もっとも、「虹の卵」や「燃えろ栄光」を見てトカゲ類が嫌いになった、っていうことはなかったので、それ以前から嫌悪感があったのかもしれないが、記憶の中で一番最初に残っているのがこれ。
あのクモ、タランチュラ、ということだったけど、最初に映像で見たときにはアシダカグモにしか見えず、かなり恐怖を感じたもんでした。
でも、後年、ゴキブリを食べる益虫と知って、かなり考えも変わってきた。毒とかもないしね。
とはいっても、まだ「好き」なんて言うレベルではないし、暗闇で突然見ると、やはりビクッとはしてしまう。どっちかっていうと、「益虫だ」っていう理屈で納得しているところがあって、生理的な嫌悪感は完全にぬぐえているとはいいがたいけど、それでも子供の頃のように、見た瞬間に無闇に追い払おう、ということだけはなくなった。そんなわけで、風呂場とか台所には少しだけ生息しているようだ。
土地柄なのか、大阪にいたころは、圧倒的にクロゴキブリが目立ったのだが、奈良に来てからはチャバネが主流である。単にうちの家のまわりだけの問題かもしれんけど。
ゴキブリの方は間違いなく「衛生害虫」なので、極力駆除する方針ではあるのだけど、マンションと違って、地面とくっついている家だと限界があるしなー。