火星の月の下で

日記がわり。

◆高校ラグビー・2回戦

いやぁ、すごい戦いでした。秋田工-天理戦。
前半終って7-5、1トライずつで、わずかにコンバージョンの差のみ。
後半に入っても両者譲らず、終了間際に秋田工がとどめのトライで引き離したものの、すばらしい好試合。ちょっと感動しました。
どちらも、15人一体となったディフェンス、展開のすばらしいセーヴィングラグビー
ラグビーフォワードが縦突進したり、バックスが華麗に回して駆け抜けたりすると、すごくカッコいいんだが、基本に忠実なラグビーというのは、そういうのとは違った感動がある。
ラグビーにおける伝統校というのは、良いスタイルが継承されていくことが多い。秋田工のタックルと集散の素晴らしさは、毎年のように感心させられるが、今年も素晴らしいラグビーでした。
3回戦、かつて何度か決勝であいまみえた大阪工大高。これも好試合を期待しています。
敗れたとはいえ、伝統の白のジャージの天理も素晴らしく、開始直後以外はほとんど互角の戦い。こちらも集散が素晴らしく、いいチームだと思った。
5連覇を目指す啓光学園-荒尾戦。これも凄い試合。前半、PGで、5-3と詰め寄った直後くらいは、ひょっとしたら、と思わせるシーンが何度もあり、ノーシードとは思えない荒尾の頑張りには、ただただ関心した。
ラインの後ろへキックで落として攻める荒尾スタイルは、接点での破壊力に抜群の威力を持つ啓光をかなり空回りさせていて、後半半分くらいまではもむしろ荒尾のペースだったと思う。
実況聞いていると、戦前、啓光の監督さんが「荒尾はほとんどシード校」みたいなことを言っていたらしいことが紹介されてたけど、まさにそうだったと思う。
後半、啓光が自力を発揮してなんとか振り切ったものの、たたえられていい素晴らしい勝負だったと思う。
報徳-流経大柏戦。
関東のBシードということで、下馬評は流経大柏の方が上だったと思うけど、開始早々に2トライを上げて報徳が主導権を握る。しかし、その後逆転した流経大柏が、一気にいくか、と思えたけど、よくふんばって報徳が再逆転。
次はさらに難敵・伏見工だけど、こちらもがんばってほしい。
この他、山梨・桂高校、長崎北陽台、東福岡なども、良い試合、良いチームでした。
さあ、1日は3回戦。好カード目白押しで、アニメもほとんどないし、テレビの前に釘付けかな。