火星の月の下で

日記がわり。

カンツォーネの思い出

雨、といえばラ・ピオッジャで、ジリオラ・チンクェッテイなのだが、こういう学生時代に聞いていた曲がときおりリバイバルして再販されるのは嬉しいことだ。
もっとも、リバイバルと言っても、それ自体がもう数年前になってしまったが。
高校時代の音楽教師がカンツォーネ好きで、授業のあいまによく歌詞を配ってレコードを聞かせてくれて、その中に、この「雨」もあった。
曲自体はそれ以前からかすかに聞き覚えがある程度ではあったけど知っていたが、歌詞と楽譜をつき合わせて聞かされたので、そのとき明瞭に頭に入ってきた。
たぶんその教師に古今とりまぜて100曲近くは聞かされたと思うのだけど(自分から自主的に聞かせてもらいにいったことの方が多いので、聞かされた、という言い方はちょっと失礼なんだが)はっきり頭に残っているのは、この「雨」と「マンマ」くらいだ。
あの歌詞とか楽譜とか全部保存しておいたはずなんだけど、度重なる引越しやらなんやらで、もう残ってないんだろうなぁ、と思うと、ちょっと残念。
中学高校時代に買ったReclamの文庫とかInselの叢書とかはしつこく残っているというのに。