火星の月の下で

日記がわり。

ボヤ鬼

コミトレの前日なんで、まとまったことを書く時間がないので、ちょっとメモというかボヤキというかを書いておく。
Wikiの記事の信憑性については以前少しだけ書いたけど、今回吸血鬼を題材にした作品の一覧を見て憂鬱な気分になってしまった。
小説のところにA.K.トルストイの『吸血鬼の家族』や『吸血鬼』、ホフマンの『女吸血鬼』、ゴーティエの『死女の恋』、エーヴェルスの『吸血鬼』*1といった名作群が揃って抜け落ちていたことや、以前漫画で取り上げた石森の名作『きりとばらと星と』が抜けていたことでもない。
小説の分類に、ゲーテのバラッド『コリントの花嫁』が挙げられていたことだ。
確かにバラードだから物語詩のような体裁にはなってるけど、よりにもよって小説の分類に入れますか。ちょっとがっかりきてしまった。(^_^;
まぁ、Wikiの記載に首をかしげることはちょくちょくあるんだけど、自分の思い入れのある分野で見かけると、落胆度合いはけっこう大きいことがわかったのでありました。

*1:これは吸血鬼そのものが登場する作品ではないが。