火星の月の下で

日記がわり。

ブラームス室内楽全集

LP時代はそれこそ山のように持っていたブラームス室内楽なんだけど、CDになってからあんまり買ってない。
ということで、いつも世話になってるHMVの通販リストをチラチラ眺めてたら「ブラームス室内楽全集」というのが目にとびこんできて、かなり心揺れてるところだ。
この手の廉価版全集っていうと、ちょっと聞いたことがない団体のものが多いように感じていたけど、アマデウス四重奏団がメインなら、たとえいくつかはずれがあっても常備しておきたいなぁ、と思ってしまったしだい。
ならなぜ速攻で逝かないのか、というと、アマデウス四重奏団録音のブラームスは、たぶん全部LPで持っているから、っていうのが最大の理由。
とはいっても、LPはほとんど死蔵状態なんで、ブツとしては倉に存在しているものの、聞けない以上は実際には持ってないのと同じだし・・・うーむ。正直、かなり心揺れているところ。
ブラームス室内楽というと、2曲のチェロソナタ(このセットには入っていない)、3曲のヴァイオリンソナタ(これも入っていない)、ピアノと弦の五重奏曲、そして晩年の3つの五重奏曲(弦1番、弦2番、クラリネット)ってあたりがものすごく好きで、各々演奏者を違えて10枚はLPで持っているはずである。クラ5とか弦5の2番なんか20枚はあるんじゃないだろうか。
しかも、アマデウス四重奏団のものは、ベストとまではいかないが、かなり良い感触をもって聞いていた記憶があるので、どうせ現在LPが聞けない状態ならいってしまおうかなぁ、と思っている。
もうひとつ逡巡している理由としては、好きな五重奏曲3つ、既にCDででもアマデウスSQで持っているのだ。
たぶん同じ演奏だと思うので、ここらへんがかぶってしまうんだよなぁ、それがちょっと悩み。
まあ、もう少し悩んでみる予定である。
一応、収録曲のリストをメモっておく。
弦楽四重奏曲第1番 ハ短調 作品51-1
弦楽四重奏曲第2番 イ短調 作品51-2
弦楽四重奏曲第3番 変ロ長調 作品51-3
ピアノ五重奏曲 ヘ短調 作品34
・弦楽五重奏曲第1番 ヘ長調 作品88
・弦楽五重奏曲第2番 ト長調 作品111
クラリネット三重奏曲 イ短調 作品114
クラリネット五重奏曲 ロ短調 作品115
弦楽六重奏曲第1番 変ロ長調 作品18
弦楽六重奏曲第2番 ト長調 作品36
アマデウスSQ以外の奏者は次の通り。
 クリストフ・エッシェンバッハ(p)
 カール・ライスター(cl)
 ゲオルク・ドンデラー(vc)
 ウィリアム・プリース(vc)
 セシル・アロノウィッツ(va)
エッシェンバッハとライスターも大好きだったんだよなぁ。
特にクラのライスターはオーボエのホリガー、コッホとともに大好きな木管奏者。でもたぶんこの五重奏のCDはモーツァルトとのカップリングでおそらく同音源のものをCDで持っている。
三重奏の方はLPでは当然のように所有しているがCDでは持っていないので、こっちメインで行ってもいいんだけどね。