火星の月の下で

日記がわり。

どうなる府知事選挙

いよいよ明日、府知事選。
もう府民ではないので、蚊帳の外での観戦ではあるが、興味は人一倍ある。
政治経済については、まったくの門外漢なので、うわっつらのことしかわからないけれど、それでも発表されている金額からすると、財政再建団体への転落はとめることはできないと思う。それもかなり早い時期に。
以前少し書いたように、その場に立ち会わされる、罰ゲームみたいな選挙かなぁ、という気がかなりしているので、なってほしい人にはなったらあかん、という、かなり屈折した感情がある。(笑)
門外漢なりに、つらつら考えてみると、財政赤字がたどりそうな道として、次の2つが思い当たった。
まず、バラマキをやめず、自治労の言いなりになって、破綻。
まぁ、有力3人の中の一人が、この道をまっしぐら、という気がかなりする。(笑)
でもこれ、府よりも大阪市の方が早いかなぁ、という気がしているのも確か。(^_^;
もう一つが荒療治にカンフルうちまくって、少しだけ持ち直す、というもの。
議会運営とかいろいろ面倒なこととかあるから、そうそううまくいくとも思えないけど、仮にうまくいったとしても、少しだけ持ち直す、というレベルで、破綻ではなくなったものの、依然として危険信号状態が続く、ということだ。
そして知事の任期が切れて、選挙。
しかし、仮に延命措置ができても、そういう荒療治をすれば、当然既得権益団体からの壮絶な反発があるから、次の選挙では既得権益組が当選して、結局大田府政の再来となり、破綻へまっしぐら・・・。
ダメだ、どっちのプログラムでも破綻しそうに思える。
財政再建団体への転落が赤字のリセットになればいいんだけど、大阪府とか大阪市くらいの図体のデカさになってくると、なかなかそうはいかないんじゃないかなぁ。。。
財政を食い物にした人権屋や利権屋が、この期に及んで、まだ改革を阻止しようとしている、ということは、破綻しても連中はうまく切り抜けてしまうプログラムでも用意されてるのかなぁ、と勘ぐってしまったり。
一応隣の府の話とは言え、近畿2府4県4政令市は、どこも似たり寄ったりなんで、たぶんうちの地元でもそういうのがパックリと口をあけて待っているだろう。
できうれば、違う府県で最初に起こって、それを見てから対応が考えられたらいいんだけど・・・奈良県の悲惨さも相当だからなぁ、大阪よりも先に、というのも十分ありえるだけに、不安でいっぱいである。
まじめに働いている人間には実害が少ない、と思いたいのだが、こればかりはなってみないとわからない、という側面もかなりあるし。欝だなぁ。。。。
それに関連して、このニュウス。
東京圏へ人口流入、バブル期以来の高水準・07年、15万人超える
東京圏への人口の流入、名古屋圏も転入増加で、大阪圏のみ転出増加。
この現実をしっかりと知る必要がある。
関西はいまや泥舟状態。
今度の府知事選がそれに拍車をかけるのかどうか、怖いもの見たさで眺めてみようと思う。