火星の月の下で

日記がわり。

▽石炭火力

毎日の論説なので、話半分にしといた方がいいのかも知れんけど、ちょっと気になるというか、面白い記事があったので、それについて。
産油国まで石炭火力
日本の温暖化対策の進み具合は主要70カ国の中で61位、原因として石炭による火力発電が増えたためらしい。
日本の石炭火力発電量は約25%だという。
ところが、日本よりはるか上位の得点をつけた米・独はそろいもそろって5割を超えているという、おかしいじゃないか、という内容。
さらにそれに続いて、中東の産油国では、火力発電は軒並み石炭利用で、高い石油なんか使ってられない、という。
ドバイにいたっては、今後建設される火力発電所は全て石炭火力にするという。
うーむ、なんか知らなかったので、さっぱりびっくりだよ、と優歌口調で思ってしまったわけだ。
そもそも石炭発電なんて、とっくの昔に過去の遺物になってて、そういうのに頼っているのは、かなり貧困の進んだ下位の途上国だろう、と誤解してたので、驚いた、つうか、自分の不勉強を恥じるばかり。
もちろん、前提条件である
「現在地球の温暖化は進行している」
「その温暖化の原因は二酸化炭素である」
・・・というのを一応信用して、ということではあるが、石炭発電と聞くと、とんでもない公害発電、みたいなイメージがすりこまれてしまっていた。そういうことではないのね。
風力、太陽光といった自然発電の弊害っていうのも最近特によく耳にするし、なかなか難しいね、こういうエネルギー問題は。