火星の月の下で

日記がわり。

魔術の都

レンタルマギカ<妖都の魔法使い>』を遅ればせながら読んでるんだが、舞台がロンドンになっている。
まぁ、作者さんがロンドンを舞台にしたかったから、らしいけど、妖都とか魔術の都とか魔法都市とかって、普通、プラハのことだよなぁ。
ユダヤカバラ錬金術の都、アルラウネ、ゴーレム、ジプシー、魔女術、乙女リブッサの創建、そして魔術皇帝ルドルフ2世。
大陸側の魔法文学とか読んでると、プラハものがこの手の定番に近いだけに、ロンドンが妖都とか魔術の都とかっていう描写がされると、かなり違和感がある。ロンドンはプラハブダペストから見ると、光あふれる人智と栄光の都だよ。(^_^;
西欧都市でくくってみたとしても、魔術の香りがするのは、トレド、パリ、アーヘンといったあたりだし・・・。