米図書館協会が選ぶ10代向けマンガ
なかなか目利き! 米図書館協会が選ぶ10代向けマンガ。ここにあげられている19作品、全て載ってるわけではないので、元ページをあたってみた。ここらしい。。
2009 Great Graphic Novels for Teens
で、ズラーと下の方を見ていくと「フィクション」ジャンルで、日本人の名前がいろいろ挙がっている。
しかし読んだことがない、知らない作品もあるので(日本人失格ってことですかー(笑) )日本語題名は推測のものもあります。間違ってたらすまん。
・芦原妃名子『砂時計』
・藤澤勇希『メトロ・サヴァイブ』
・ほったゆみ+小畑健『ヒカルの碁』
・井上雄彦『リアル』
・井上雄彦『スラム・ダンク』
・伊藤潤二『うずまき』・・・たぶんこれだと思うし、邦語記事の方でもそうなってるけど、原文では「Ito Junki」になってる。
・壁井ユカコ+手代木史織『キーリ』
・河原和音『高校デビュー』
・岸本斉史『NARUTO -ナルト-』
・きゆづきさとこ『棺担ぎのクロ』
・草川為『龍の花わずらい』
・なかじ有紀『ビーナスは片想い』
・紫堂恭子『王国の鍵』
・高屋奈月『フルーツ・バスケット』
・手塚治虫『ブラックジャック』
・手塚治虫『どろろ』
・羽海野チカ『ハチミツとクローバー』
・矢上裕『ヒッカツ!』
・矢沢あい『NANA』
・・・少女マンガが多いな。(^_^;
けっこう意外な作品もあるけど、物語性とかアイデアとかに重点をおいた傾向ですな。
日本だと、奇想性とか斬新さが求めらるか、あるいはまったく別に、萌えと燃えが重視されたり、とかっていう傾向になるので、こういう選択にはたぶんならないだろう。
『どろろ』のようにかなり昔の作品も上がってて、これで2009年のノミネートというのはややひっかかるものの、たぶん向こうで出版された年・時とかを考えてるのかな。
このうち、今ちょっとトップ10のページにつながらないんだけど、トップ10に『砂時計』『リアル』『うずまき』が入っているようで、『リアル』と『うずまき』は、確かに米国人が好きそうな題材、話ですな。
『砂時計』は・・・実はちょっと意外だった。
個人的に嬉しかったのが『棺担ぎのクロ』と『ヒッカツ!』『フルーツバスケット』で、この3作品は好きなので、普通に嬉しい。
特に『棺担ぎのクロ』は以前『GA』アニメ化のときにも「なんで『棺担ぎのクロ』の方をやってくんないんだ」と書いたくらい、好きだったのだ。
あれは4コマ作品史上に残る名作だと思うぞ。・・・4コマ作品と言っていいかけっこう怪しいけど。(^_^;