火星の月の下で

日記がわり。

◇関西リーグ優勝決定戦

テレビで関学−天理戦を観戦。
会場が天理親里競技場だったので、よっぽど行こうかと思ったし、昨日までは行くつもり満々だったんだが、どうも風邪の微熱が治まらないので、大事をとって自宅でテレビ観戦。
終戦ではなかったものの、全7戦中5戦を終えて、全勝がこの2校のみで、1敗校がなくなってしまったため、最終戦を待たずにこの両全勝校のうち、勝った方が優勝となる。
結果は、粘る天理を振り切って関学の勝ちで、2連覇。
関学はエース長野(ちょうの、と読む)を後半終了間際まで温存して、FWの圧倒的力で勝利。
関学が、昨年よりも10kgもあげてきた、というFW陣が天理の執拗なディフェンスを切り裂いた感じだったんだが、昨年の貧弱なFWを思うと、かなりブラッシュアップしてきた感じである。
前節での立命館戦で、インターセプトされまくってたので、防御ラインとしてはかなり不安だったけど、なんとか修正の方向にはきてる感じかな、今日の試合でも後半にインターセプトされてトライを奪われてたけど、立命館戦ほどひどくはなかったし。
一方の天理、例年、というか、それこそ昭和40年代頃から、綺麗にまとまった教科書的なラグビーはするけど、力負け、もしくは守り下手、という印象からすこしずつ抜け出してきているようで、留学生を入れているせいか、力強さはかなり出てきたと思うし、防衛ラインに対する意思統一はかなりできていたと思う。
問題は全国だよなぁ・・・。
先日の、すさまじい早慶戦の引き分け試合を見た後でこの試合を見ると、やはりまだ力不足な感は否めない。
関東の水準より上回っているのは、おそろく関学の長野くらいではないか。両校とも、関東の3番手グループなら対等かそれ以上の試合ができると思うけど、早、慶、帝、といったあたりに通用するのかどうか・・・。
この5校とも、主力は関西、九州出身者なんだけどね。(^_^;
さて、関西からは最大で5校、全国へ進めるわけだが、現時点で3勝2敗の摂南、同志社立命でほぼ決まりだろう。
よほどのことがない限り、既に同志社立命を破っている摂南が第3位。
東海・中四国は、たぶん中京大だろうけど、同、立、に勝つのは至難の技だろうから。