火星の月の下で

日記がわり。

○川本喜八郎氏、逝去

「三国志」人形アニメの川本喜八郎さんが肺炎で死去 85歳
先日の今敏氏の死も、その若さということもあって、たいへんなショックだったが、ワタクシとしては、川本さんの死の方がショック。
しかし85歳かぁ・・・70代くらいの、もう少し若い印象だったんだが。

チェコスロバキアに渡り人形アニメの巨匠イジィ・トルンカ氏に師事。帰国後は処女作「花折り」をはじめ「鬼」「道成寺」「火宅」など、独自の様式美と伝統的な人形表現を盛り込んだ人形アニメーション映画を次々と発表した。NHK人形劇「三国志」「平家物語」の人形美術を担当し幅広い人気を得た。

トルンカに師事したくだりはあまりにも有名で、川本さんの名声が高まるにつれて、トルンカの人形劇にも再びスポットがあたり始めたことも懐かしく思い出す。
作品リストを見ていると、見ていないものもけっこうあるなぁ。
道成寺』『三国志』『平家物語』が、自分が見た中ではベスト。
機会があれば、見ていない作品も見ていきたいものだ。
ともかく、合掌。
すばらしい作品を多く残してくれて、感謝しています。