火星の月の下で

日記がわり。

△ノーベル平和賞

上に関連してもう一つ、平和賞。
2010年のノーベル賞としては、こちらの方が後生記憶に残るのかも。
ノーベル平和賞に劉暁波氏 投獄中の中国民主活動家
これ見てて少し思ったのは、ノーベル文学賞を58年に受賞したパステルナークと、70年のソルジェニーツィン
いずれもソ連との軋轢があり、受賞を拒絶させられたり、国外追放の憂き目にあったことで知られるが、今回の支那共産党ノルウェー政府への恫喝、圧力なんかも、あのソ連を彷彿とさせる。
もっとも、ソルジェニーツィンのときはけっこう記憶にあって、当時はなんか露骨に政治文学に出したなぁ、という印象の方が強かったが、今になってみると、かなりのあぶり出し効果だったのかも、という気にはなる。はたして今回の受賞はどうなるか。
ただ、平和賞は、文学賞に比べると軽い印象なので、ソルジェニーツィンの時ほどの強いメッセージ性は感じないんだが。
ノルウェー、およびノーベル財団に被害が及ばないことを願っている。