火星の月の下で

日記がわり。

VOL丼への私信

VOLさんが全然新番組を見ていない、というので、ワタクシの一方的主観によるオヌヌメ作品と、ワタクシ個人の期待作品を以下に列挙してみる。
○10月期オヌヌメ作品。数字はオヌヌメ順。
1.『ヨスガノソラ
今期最高作画品質作品。それだけだと食指が動かないかもしれないが、お話もまあまあ良い。
田口宏子が、近親ほにゃららの、妹パート・ヒロインをやってるのも、かなりのポイント。
2.『探偵オペラ ミルキィホームズ
アホなのに面白い。好みが両極端に分かれる怪作で「好き、嫌い」のレベルではなくて「金もらっても見たくない、信者になって転げ回る」くらい両極端な作品。
作ってるヤツ、頭に虫わいてるだろ、と思わせるアナクロセンスとか、CVの棒読み以前の超絶ドシロウトぶりを、これまた音響の超絶テクニックで「まともなCV」に聞こえるように細工している点とか、ギャグをはずしまくっているのに、そこが面白いとことか、いろいろあるけど、最大の売りは、
沼田誠也坂井久太が、節操なく暴走している点にあるのではないか、と考えます。
この作品の狂気を鋭敏に読み取れるかどうか、で分かれるとは思うけど、今期最大の奇作。
3.『侵略!イカ娘
これもかなり人を選ぶけど、ミルキィ・ホームズほどではない。こういうベタなギャグは、心癒される。間違っても癒し系の作品ではないけど。
いい意味で「ゆるいセンス」が心地よい。
4.『STAR DRIVER』
『ダイターン3』と『ウテナ』の「痛たたたた」的融合。(^_^;
ミルキィホームズがなかったら、たぶん今期最大の狂気作になっていたと思われる。これも「アホだけど面白い」部門かな。
アホなところをしっかり真面目に作ろうとしている、というのが、作為になるかならぬかの境目みたいなところにあるにせよ、まあまあ良い娯楽作品になっていると思う。
5.『パンティ&ストッキングwithガーターベルト
下品なダーティペア。しかも、スカトロネタ多し。(笑)
ミルキィホームズ』や『STAR DRIVER』よりはアニメパートが凝ってて良いんだけど、アニメに肥えた目で見てると、けっこう作為が見えてしまうのが、やや難点。まぁしかし、それをさっぴいても十分面白いけどね。
6.『バトルスピリッツブレイブ』
厳密には9月スタート作品だけど、これを見ないとアニメ人生、かなり損をしていると思う。
髪をのばして若妻モード炸裂になった魔ゐタン(CV:川澄)の潜在的なエロさ、前作とは打って変わったバトル中毒になっていて、なんかクスリでもキメてんのかと思えるくらい怖い表情をするダンくんとか、とにかく
プリムを見ろ!
ここに集約できると思う。(笑)
7.『それでも町は廻っている
上記6作に比べると、かなり落ちるけど、気軽に見れるお笑い作品。
OPが「ひょうきん族ED」だったので、ちょっとワロタ。
8.『おとめ妖怪ざくろ
とにかくひたすら、中原麻衣に酔う作品。(笑)
この辺かな・・・、忙しかったら、『ヨスガノソラ』と『ミルキィホームズ』だけは第1話から見てほしい。
○ワタクシの10月期作品
ついでに、ワタクシの期対作も列挙しときま。
1.『ヨスガノソラ』:今期の期待No.1。
2.『そらのおとしものf』:作画品質と、バカエロ。
3.『バトルスピリッツブレイブ』:13歳プリム、若妻魔ゐタン、目つきが狂気のダンくん、ホモくさいバローネ
4.『禁書目録2』:ねぇ、トーマ、トーマ。
5.『薄桜鬼碧血録』:敦子節を堪能しませう。
6.『ミルキィホームズ』:沼田+坂井コンビ。今期最大のダメ作品。(笑)
7.『STAR DRIVER』:「颯爽登場!銀河美少年!」「豪快銀河十文字斬り!」「キミの銀河はきっと輝く!」「人妻女子高生!」・・・アホやろ。(笑)
8.『もっとTo Loveる』:第1期メンバーが復帰。
9.『神のみぞ知る世界』:ぽよよんろっく。作画的には今期のNo.2。
10.『百花繚乱サムライガールズ』:弱い方の後藤さんが健気にがんばってるのを聞くと、ズッキューン。
次点。
『パンスト』『ざくろ』『それ町』『侵略!イカ娘
以下、様子見。
・『Fortune Arterial』:1話見ただけではちょっと判断がつかない。
・『俺妹』:痛い。今のところ、痛い方が勝ってる。
・『えむえむっ』:マゾヒズムというのをここまで勘違いして、しかもステレオタイプにしている、という意味では資料的価値はあるかもしれん。
・『八雲』:ゴーストハントの劣化版。
○要・注意作。
・『俺妹』:パソ通時代を体験していると、ものすごく痛い。
桐乃が夢中になってるのが、男ヲタの許容範囲内に終始しているのもご都合主義のきわみを感じるし(BLにしないとダメでしょ、あそこは)、他人の自慰を見せ付けられているような、キワモノ感がある。
ただ、キャラデ、デザインがすこぶる好みなので、録画視聴はしているんだが・・・。
・『ドグーンV』:良かったのは1話だけ。『ドグちゃん』に比べてかなり劣化してると思う。
ただ、日曜午前中にやってるヒーローものと、同じ時代、同じ年に放映されている、というのを考えると、少し胸が熱くなる。(笑)
・『咎狗の血』:ストーリィはそんなに悪くないんだが、女っ気がまったくない。
『裏僕』よりもさらにない。
・『バクマン』:かつてその中にいた人間としては、痛いの一語。とても正視できない。
ただそうでない人には、普通の青春ものになるだろうから、良作の範囲だとは思う。
とりあえず、こんなとこかな。