火星の月の下で

日記がわり。

想像力の欠如

有名漫画家、45万ダウンロードされても広告収入ゼロと嘆く
ここ数ヶ月でちょっと話題になってた、マンガとネットに関しての話題が2つあって、1つが田中圭一さんのコミPo!と、もう一つが赤松氏の電子書籍無料DL。
どちらもそれなりに実験的で、ことの経過がどうなるのか、関心も高かったと思うが、赤松氏の方は初動に関しては見事にこけたもよう。今後持ち直すこともありえるとは思うが。
しかし、田中氏の方の試みは、技術的革新をある程度伴っているので新しい感じはするものの、赤松氏の方は、ネット常識さえあれば、こういう事態はやらなくてもかなり想像できたと思うんだがなぁ・・・。
やはり旬を過ぎてしまった漫画家、というのが痛いほど伝わってくるような事件である。
感性の劣化、摩耗、というのは、必ずしも老齢とともに訪れるのではなく、試行錯誤の質と、モティベーションだと思うのだ。
この人は昔から、マーケティングみたいなことを言ってて、自分のどこが受けていたのか、というのをかなり見誤っていたようなところがあったので、劣化が人より早い印象かな。