火星の月の下で

日記がわり。

○何のための麻雀知識か?

大学時代、友人に誘われて麻雀を教えてもらい、卓を囲んだんだが、全然面白くなかった。
18まで知らなかった、ということに加えて、たぶんその場の空気とかメンツとか友人の教え方とか、いろいろあって麻雀そのものが面白くないわけではなかったんだろう、と今では思えるが、当時は全然面白くなかった。
面白くないので、ルールを教えてもらっても全然頭に入らないし、あんまり真面目に覚える気もなかった。
しかし「脱衣麻雀ゲーム」というのが登場してきて、けっこう必死になってルールを覚えた。ルールを知らないとグラフィックがおがめないからだ。(笑)
しかしいつもたいてい挫折。目当てのゲームがすんだら、きれいさっぱり忘れてしまう。
これだけ競技人口が多く、愛好家も多いのだからはまる人にはとことんはまるゲームなのだろうし、4人で卓を囲む、というコミュニケーションツールみたいな側面もあるかも知れない。
しかしワタクシにはとことんつまらなかった。とにかくあの「役」が覚えられない、点棒計算ができない(これはできなくてもそこそこは楽しめるみたいだが)、チー、カン、を出したときのルールがよくわからない、アガリ条件がよくわからない、と、わからないことだらけ。
囲碁や将棋なら、細かな定跡、手順、なんかはかなり細部まで頭に入っているし、新手が出たときの理解のスピード、入ってきかた、というのは、今でもそこそこのスピードがあるだけに、基本的に麻雀脳ではないんだろう。
でもまぁ、対人的なメンドくささは、脱衣麻雀をやってる限りはほとどないので、その点は楽だったかな。
しかし麻雀歴がかれこれ30年を超えているのに、全然ルールが頭に残っていない、というのも、正直なさけない。いくら興味がなく、面白みを感じなかったとはいえ。(^_^;
そんなわけで、脱衣麻雀は大好きだが、麻雀そのものはつまらない、といういびつなことになってしまった。
こんなことを改めて思い出したのも、これを見たから。
うろ覚え麻雀大会へようこそギャグマンガ日和かららしい)
これは面白い。なんか自分の感覚とかなり近いころにあるから、というのもあるんだが、こんな風なド素人ばっかりの集まりだったら、返って面白かったのかな・・・。
いや、これくらい入門クラスだったら、ちょっとの知識の差が、羽生・渡辺・久保クラスと奨励会6級クラスくらいの差になってしまいそうではあるので、現実には楽しくないのだろう。
まぁ、さすがに枚数と「白」くらいは知ってるが、どっこいどっこいだろうなぁ。(^_^;