火星の月の下で

日記がわり。

○GAORAで見る野球留学

選抜高校野球GAORAでBG代わりに流してたんだが、ふと画面を見ると、智弁和歌山と青森光星の試合をやっていた。
で、青森光星の攻撃をぼんやり見てたら、GAORAって出身中学まで映してくれるのね。
青森光星の出身中学が、先発9人のうち、6人が大阪。
ついで沖縄が2人、和歌山が1人。バッテリーは大阪出身バッテリーである。
山陰・北陸の私学で、大阪の出身者がズラーと並ぶ、というのはちょくちょく見るけど、東北の私学で、2/3が大阪出身、というのを見ると、野球留学というものの実感がよくわかってくる感じだ。
最近のプロ野球を見ても、兵庫県伊丹市出身の楽天田中将大投手が北海道の駒大苫小牧、同じく伊丹市出身で伊丹の小学校時代に田中とバッテリーを組んでいた巨人・坂本勇人選手が青森光星学院、そして今や日本のエースとも言われているダルビッシュ有が、大阪府羽曳野市出身で高校が宮城の東北高校と、パッと思いつくだけでも、大阪・兵庫出身の野球留学組の一流選手が挙げられるけれど、ここまで徹底していると、ちょっとどうなんかなぁ、という気がしなくもない。
野球知識を抜きにして考えると、東北だから優秀な選手を野球留学で取るんだったら、距離的に近い関東の方が、という気がするんだが、その関東でさえ、昨年の東海大相模大阪府堺市出身の一二三投手のように、野球留学に来ているくらいだから、人材の質、層の深さで、大阪がいかに豊富、かつ図抜けているか、ということなんだろう。実際大阪のリトルって、ちょっとした県の代表高校くらいの力だったりするしね。
関東だとどこか一箇所に集まってしまうので、チーム単体だと大阪に勝ったりしているけど、層の厚みという点では比較にならない。
とまぁ少し横道にそれだけど、高校の野球留学を体感するのなら、GAORAで視聴するのがベストかな、と思ってしまった火曜日の昼下がりであった。