火星の月の下で

日記がわり。

クルト・ザンデルリンク氏、死去

ドイツの指揮者クルト・ザンデルリンク氏が死去

【ベルリン=三好範英】DPA通信によると、ドイツの指揮者、クルト・ザンデルリンク氏が18日、ベルリンで死去した。98歳だった。

もう現役も引退されて、すっかり過去の人だったが、それでもいろいろと思い出は尽きない。
東独の指揮者、という印象が強かった。70年代から80年代にかけて、よく聞いたものでした。
非情にカッチリと音楽を作る、そんな印象で、記事にも取り上げられているブラームスなんかも、当時聞かれていた、西側の「伝統的ドイツ音楽手法」とはまた違った、東側の派手さこそないもののしっかりと細部まで彫啄の行き届いた演奏が多かったと思う。
70年代くらいだともうあんまりオケは聞かなくなっていて、もっぱら室内楽ばっかり聞いていたけど、ブラームスだけは好きだったのでオケ作品も聞いていた。
合掌。