火星の月の下で

日記がわり。

○あなたの言っている「オタク」ってどこの「オタク」かしら

オタク市場拡大! 日本人の5人に1人はオタク?
これを見て少し思ったんだけど、自己申告なら、一般化した言葉だとこうなるかなぁ、という気がする。
一読して思ったのは、単に「エンタメ好き」に対して、オタクということばがとって変わってしまっているだけで、実際はたぶん違うと思う。つまり、ライトなオタクというやつですな。
濃くて痛くてヘビーなのがオタクの発生土壌だから、ライトなオタクというのは、それだけで矛盾しまくりなんだけど、まぁ、ことばの変遷なんだろうね。
「オタク」に限らずあることばが一般化していくと、範囲が広くなり、マイルドになっていくのは仕方のないことだろう。
昔の、というか発生当時のオタクのテイストを伝えるには、どこかのサイト(すまん、失念した)で言われてた「ブサキモ」というのが適当なのではないか、という気がする。
元来ネガティブな意味が強かったので、アンケートで聞かれて、リア充カップルが「私たち、オタクなんです☆キャハッ」と答えるようなことばでは本来なかったはずだからなぁ。(^_^;
もちろん、現在でもまだいくぶんネガティブな意味、後ろめたさみたいな雰囲気は残ってはいるけど、昔の、何もしてなくても警察に踏み込まれるのでは?・・・に近い感覚からはほど遠いしね。
ただ、上にも書いたように言葉というものは変わっていくものなので、受け入れていくべきなんだろうね、ほんの少しばかりの哀愁はあるけど。