火星の月の下で

日記がわり。

△恋愛市場で「優しい女」なんかいない

恋愛結婚とお見合いについて・・・をなにげなく見てたら、お見合い結婚ていうのは、事実上消滅してるのね。そりゃ少子化になるわけだ。(笑)
これはどこだったか、ちょっと思い出せないのだけど、結婚の要因で、恋愛が占める割合というのは、戦後の混乱の時代を除くと殆ど変わってなくて、要因としての見合いだけが減少した、というのがあって、結果的に、その見合いの減少分だけ少子化になっている、というデータみたいなのがあった。
たしかに、私の世代くらいだと、学生時代(同年代)の友人の結婚は、圧倒的に見合い、もしくは地縁婚で、恋愛結婚のやつもいるにはいるけど、数えるほど。
結婚生活の幸・不幸、なんてのは外からではわからないけど、見合い結婚した友人で離婚したっていうのはいないから、幸・不幸はともかく、うまくいってる、という判断はできるだろう。自分の友人範囲ではあるが。
ゼロから考える少子化対策プロジェクトチーム第1回会合(pdf)とか見てると、政府単位でやることのズレに愕然としてしまい、こんなことやってたら永遠に少子化は解消しないよ、と思ってしまうのだが、それとは別に、興味深いことが書いてあったので、そこから引用。

やはり男女ともすごく理想が高いと申しますか、右の方ですと、男性の方は、やはりやさしい女性、明るい女性を求めているんですけれども、自分は「やさしい」と答えた女性は15%しかいないので、なかなかやさしさを期待すると結婚できないということになります。

30を越えた高齢の女性の方から、現実には存在しない高年収希望がときどき槍玉に挙って、「一生独身でいろ」といったヘイト系掲示板レス、まとめブログなんかもよく見るけど、男性の方も実はほとんど存在していない「優しい女性」を願望していたりするわけで、この辺のギャップというのも面白いね。(笑)
まあ、自分で自分のことを「やさしい」なんていっている人、いわなかった人を、どの程度データとして信用していいか、というのはあるけど。
政府がやることは、婚姻可能年齢をもっと下げることだ、というのは、以前にも少し書いた。
個人的私案としては、義務教育終了をもって可能にするべきだと思っている。
同時に選挙権なんかも、15歳まで下げて良いんじゃないか、とも。
だいたい法的に勤労が可能な世代が、選挙も結婚もできない、というのは、矛盾していると思う。
生物的に見ても、十代後半が繁殖にもっとも適しているだろうしね。
(追記)
上の結婚要因のデータ、ちょっとググっただけで出てきたので、追加しておく。
結婚にいたった出会いのきっかけ(『普通のダンナがなぜ見つからない?』の西口敦さんに聞く(前編)、『女性は婚活を「最後の手段」って言うけど、そのときにはもう暴落してるんです』より)