火星の月の下で

日記がわり。

◎人形劇ミュージカル『ひょっこりひょうたん島』

ようつべで『ひょっこりひょうたん島』の音楽がいくつかアップされていたので、懐かしくていくつか聞いておりました。
前川陽子さんの歌っていたOPはかなり有名だけど、それ以外、というかそれ以上に、劇中には面白い曲がちりばめられていて、そのいくつかが今でも聞けるのは、幸せなことであるな。
いくつか懐かしいのをピックアップして回顧。
ただリンクをはると消されるかもしれないのと、必ずしもすべてアップされているわけでもないので、リンクははらない。
・ナゾナゾ・ソング。
子供の頃「海賊キッドの唄」あるいは「海賊キッドの財宝」とかっていう題名で覚えていたんだが、大学の頃、ソノシートドラマを見つけて「ナゾナゾ・ソング」と題されていたので、たぶんそれが正式名称だろう。
♪20センチ、10センチ、ロウソクともして行けますか?・・・というフレーズが実に印象的な節回しで、この歌詞をヒントに博士が財宝のありかが歌詞に隠されている、と推論し、その謎を暴く、というもので、その解説編ともども、音楽の使い方も含めてたいへん印象的で、かなり明瞭に頭に残っている。
・魔女リカの歌。
リッカーリッカー、で始まる威勢の良い曲で、魔女リカ編ではEDがわりにも使われていたような気がするんだが・・・。
魔女リカのデザインも、いわゆる魔法少女ではない、欧州正統の老婆的な魔女で(行動はかなりアクティブだったけど)箒ではなく、電気掃除機にまたがって飛んでいる、というのが面白い味付けになっていた。
・パトラ、ペラ、ルナ。
リカの後を追って登場する3人の魔女、パトラ、ペラ、ルナ。
この3人が、呪文を唱えるときに、ジングルのように使われていた曲。
「パトラ、ペラ、ルーナ」を繰り返すだけの短い歌だが、ジングルとしての効果もあってかなり耳に残っている。
ペラだったと思うが、1人欠けた後も、2人で「パトラ、ペラ、ルーナ」と歌っていた。
ルナが美少女顔なのに、突然修羅のような表情になったり、ペラの中の人が黒柳徹子さんで、威勢よくペラペラしゃべり倒していたところとか、懐かしく思い出す。
・魔女の1週間。
マンデーからサンデーまで、英語の曜日が織り込まれた歌で、これで英語の曜日を覚えた、という人は、けっこうワタクシの回りにもいた。
たしか、リカではなく、パトラ、ペラ、ルナになってからだったと思う。
・正義の黒牛おじさん。
かなり後半の曲で、黒牛にされてしまったトラヒゲが、暴れ回っていると結果的に悪を倒して正義をなしてしまうことになったことに対しても、事情を知らない皆が、
♪ どこから〜やって〜 くるのやら、正義の黒牛おじさんが〜・・・という歌詞で歌うのだ。
で、この「どこから、やぁぁって」の部分が、ベートーヴェンの運命の最初、ジャジャジャジャーン だったのである。
・ピッツ長官のテーマ。
歌詞をウロ覚えなので、音楽の部分しか覚えていないのだけど、ダンディと対決して倒される直前・・・だったかな、この辺も記憶がかなりおぼろではあるんだが。
「わんわん騒動(ブルドキア編)」は、前半の名作だったと思う。
この他、忘れてる曲もかなりあると思う。
ヒットソングコレクション、というのも出ているみたいなので、また注文としてみるかな・・・。