火星の月の下で

日記がわり。

▽「なりすまし」に気づかなかった警察

なりすまし事件、想定外が油断に 警察、被害者に自白強要か
警察 「IPアドレスが判明すれば、捜査は半分終わったようなものだと思っていた。想定外」痛いニュース
ネット上で他人のIPアドレスを騙り、なりすましを行う・・・なんて90年代からあったことなのに、これを警察が知らなかった、という事に脅威というか、恐怖を感じる。
大阪のアニメ関係者が逮捕された時、報道されていた情報だけだと、犯人なのか冤罪なのかわからなかった・・・冤罪の方が強い気はしてたけど。
それが「わからなかった」という思考の背景には、当然こんな「なりすまし」のことなんかは把握してて、それも調べた上で逮捕した、と思っていただけに、偽装できるのを知りませんでした、なんていうのは、もう背筋に冷たいものか走るレベルだね。
幸いなことに、今まで警察に被疑者として尋問された、なんて経験はないので(たぶんほとんどの日本人がそうだと思う)、噂に聞く自白強要の尋問のひどさというのは想像の域を出ないけど、未経験の人間ならやってなくてもほとんど洗脳に近い状態で強要され、自白してしまうんじゃないだろうか、という気はとても強くある。
我々が日常で考える警察なんて派出所のお巡りさんのイメージだから、そういうプロの自白強要屋としてもののすごさ、怖さ、恐ろしさ、というのは、想像もできないところに、このニュウスの恐ろしさが結びつく。