火星の月の下で

日記がわり。

◎商業的文章

文章系専門学校で学んだこと
後半の技術開陳の部分がなかなか良い。
あるていど文章経験を積むと自然に身についてくるのも多いし、方法論の問題と、それに対するイデオロギーとの兼ね合いも出てくるが、若いときにそこまで到達するのは困難なので、この(追記)に記されている技術みたいなものは有効かもしれない。
ワタクシは月並みだけど、翻訳がいいと思っている。それもできれば英語以外。
「通訳」とか「解釈」とかではない「翻訳」・・・そしてこれをちゃんと書き下ろしてみる。書き下ろすものは紙でも電子媒体でもなんでもいいけど。
一つの単語にこめられている意味、シンタックス、表現の幅、などは真剣に「日本語」として起こそうとすると、自然と紙背を読む習慣がついてくるようになる。
もちろんやりすぎは文体を固定してしまうので必ずしも良い効果だけではないだろうが。
ともかく、こういったいろんな人の方法論や技術提言などを知り、それについての実践を行う、というのは遠回りのように見えて実は近道だったりもする。
いろいろ興味深い内容だった。