火星の月の下で

日記がわり。

魔法と勇者、絶賛流行中

第20回『電撃大賞』受賞作品発表!大賞は「ゼロから始める魔法の書」「博多豚骨ラーメンズ」
たまたま目についたので上をリンクしておくけれど、なんかもう「魔法」と「勇者」が大流行、って感じよのう。
一応二十代の頃は、羅、独、仏、英、露諸語で、その手の文献や史書、理論書等を読み、あるいは学会に出ていたこともあって、「魔法」「魔術」と行った単語にはけっこう敏感に反応する体質になってしまってるのだが、ここまで大衆化してくると、なんかもうゲンナリしちゃう感じでございます。
これだけ流行ってる、というのは、たぶん想像しやすいいイメージ、というか都合の良いイメージがついてまわっているからなんだろうけど、現場を知っている人間としては、嘘、捏造が広まっていくのを指をくわえて見ているような気分になってくる。
それにしても応募する方もそういったことについては考慮しないのか、それとも考慮した結果なのか、よくわからんなあ。
以前少し書いた、魔術と妖術の区別、あるいは魔女の区分と魔導士の区分、と行ったものについては・・・全部に目を通したわけではないけど、ほとんど考慮してないんだろうな。
まぁ最近はラノベっつっても少女レーベルしか読んでないからどうでもいいんだけど、もう少しジャンルにヴァリエーションが出てきてほしいものでありますな。