火星の月の下で

日記がわり。

◇我々がマジョリティになる?・・・さすがにそれはないと思うが

男の“ヘタレ化”は止まらない!? 若い世代の未婚率上昇と恋愛経験率の低下
見出しは挑発的というか、相も変わらず「少子化は男のせい」という頭の悪さむき出しの論調だけど、少しばかり面白かった箇所があったので、そこだけ簡単に。

もはや恋愛、結婚することがマイノリティとも言えるような状態で、童貞や独身がバカにされない世の中は、それはそれで居心地がいいのかもしれない。

立脚点が「結婚はしなくてはいけない」「結婚しないやつはダメ」にあるので、警鐘の意味で書かれているのだろうけど、さすがに我々非婚族がマジョリティになる時代は、まだ来ていないと思う。
しかし言い回しの問題であって、結婚が庶民の人生で必ず起きるイベントでは遠の昔になくなっていて、一部の金持ちの道楽になっている、という現象はあるだろう。
この手のコラムで実際をちゃんと把握しているかどうか、というのは、非婚の原因を経済以外にも求めているか、考えているか、という点で、たしかに中間層の貧困下も一つの要因ではあるけど、ただそれだけだ、と言っている連中は把握していない、理解研究がたらないのだろう。
女の方に原因がある、ということをしっかりと見据えられないとこの問題は解決しない、それどころか把握もできないだろう、というのが個人的意見。
それを暴いちゃうと雑誌が売れなくなる、選挙で勝てなくなる、という事情があるから、たぶん無理だろうな、とは思うけど。
まぁ経済要因が第一である、という点は首肯するところではあるけどね、それだけじゃないってこと。