火星の月の下で

日記がわり。

▲自分の血を流さないと・・・

「地方へ本社移したら税優遇」 菅官房長官が演説

菅義偉官房長官は30日、滋賀県での街頭演説で「企業が地方に移転する際に税制でどう応援したらいいのか、政府内で検討させている」と述べ、地方に本社機能を移す東京など大都市圏の企業に対し、税制面での優遇措置を検討していることを明らかにした。

少し前のニュウスになってしまったけど、まだリンクが生きているみたいなので、これについて思うことを少し。
仮にこの優遇措置が通ったとして、実質がどうなっているかが追跡できないと、画餅の極みでありますな。
ペーパーカンパニーの本社をどこか地方において実質的な本社機能はそのまま、と言う対策は容易に想像がつくし。
それでも地方税としては有効になるかも知れないので、まったくやらないよりは誤差レベルかもしれないがほんのちょっぴりくらいは効果があるのかもしれないけど・・・。
そんなことよりも省庁、特に財務省をどこか関東以外の郡部にやってしまうことの方が効果的なんだがな。
しかしそういうことには絶対にならない。
東京にいることによる既得権をこいつらが、たとえ日本の将来のためであったとしても、理屈をつけて動こうとしないから、これも容易に想像がつく。
オレ達は動かないけど、他の連中は将来のために動け、というのがミエミエ。
改革っていうのは自分の血を流さないといかんと思うよ。
それ以上に実現は困難だろうけど「首都圏居住税」の方が効果があると思う。