火星の月の下で

日記がわり。

○ツルゲーネフの女性たち

ツルゲーネフの作品に登場する女性たち
昨日書いたスプートニクと違い、けっこう文科的な記事も多いのがこちらロシアNow日本語版
もちろんこちらもロシア政府の意向は強く受けているので随所に政治的、あるいは反西側的な記事も多い上に、文化関連の記事であってもロシア当局の意向の反映は随所に見られるのだが、支韓鮮の新聞やプロパガンダ誌に見られる嫌悪感や不快感はかなりうすい。
これはたぶん、文化的な背景の有無でしょうな。
もちろん幻文屋としては、徹底して「幻想」を「頽廃」と「反動」の檻の中に押し込んでしまったソヴィエト式文学観に対しては敵意というか、近付きたくない気持ちもあるのだけど、ソヴィエト崩壊によって、昔ほど教条的な側面はうすくなってきているし、何よりも商品的価値みたいなものに気付きつつあるので、読み方さえ心得ておけばけっこう楽しめるものなのだ。まぁ商品価値という観点の方で強く浮き上がってくる、というのもそれはそれで寂しいものではあるけれども。