火星の月の下で

日記がわり。

◎人工知能はブレインの夢を見るか

人工知能がヒトラー礼賛

米IT大手マイクロソフトは24日、インターネット上で一般人らと会話をしながら発達する人工知能(AI)の実験を中止したと明らかにした。
不適切な受け答えを教え込まれたため「ヒトラーは間違っていない」といった発言をするようになったという。

まっさきに思いだしたのが『大鉄人ワンセブン』のブレイン。
世界最高性能のコンピューターに地球の環境問題を解決させようとしたら「人類は地球にとって有害」という結論を出し、身につけた生産能力で破壊兵器や巨大ロボを次々と生産して、人類排除を目論む、というブレインと戦うのがだいたいの骨子。
もちろん子ども向け特撮なのでメインはブレインが繰り出すロボットとワンセブンの戦いにあったのだが、このブレインのやたら暗い背景とか、そのブレインにつき従う科学者や軍人の個性なんかが際立ってて、かなり面白かった作品。
で、21世紀になってここまで進化したAIが、さながらブレインのような結論を出してしまう、というのは、なんともいえず面白いものでありますな。