火星の月の下で

日記がわり。

◇少子化雑感

もう何やっても少子化はとまらない、少なくとも政策とかのレベルでなんとかなるような問題じゃないような気がするんだが、自分の周囲を見渡してみていっそうそう思った。
中学、高校、大学時代の学友で、恋愛で結婚したのって2組しか知らないことに気付いたから。
あとはほとんど見合いかその亜種。
行ったか行かなかったかはともかく、式にまで呼ばれたのも全部見合い結婚ばっかりだった。
還暦すぎたわしの年だと、ピーク時がだいたい30年くらい前。女性の方はもう少し前かな。
それくらいの頃まではまだ見合いが優勢だったのに、今じゃもうすっかりすたれてしまった。
統計の数値とかを持ってるわけじゃないけど、体感として若者が結婚しなくなった原因って、見合いがすたれたからなんじゃないかなぁ、というのをけっこう大きく感じている。
ちなみに今住んでるのが、僻地とまでは言わないが地方都市と田舎の間くらいのところなので、近隣の人でもたまに見合いで結婚している人もいるらしい。
だいたいそういうところは今でも、女性側が20代前半、男性側が20代半ばから後半といったあたりなのだが、見合いの方が恋愛より結婚年齢が下がる、というのもいろいろ暗示的でありますな。
もっとも、もっと僻地に行くとそもそも相手がいないので、高齢独身ばっかりになってしまうようではあるが。