火星の月の下で

日記がわり。

○モテないと社会不的確者?

「企業によっては「結婚できない=社会不適格者」とみなされる場合がある?様々な意見が集まる」(togetter:1083096)

「モテないと結婚できない」んだけど、「結婚できないと社会不適格者とみなされる」、つまり「モテない=社会不適格者」ということになる。
すごい時代だよね。

・・・と、独身者にとってはけっこうすごいアオリなのだが、よくよく考えてみると、ま。それはそれでいいんでないかい?・・・という気も少しだけしたのでありました。
以前に少し書いた「結婚、子作りが一部の人間の趣味、道楽の一つになっていく」という点とつながってきているように思う。
つまり、今まである一定年齢になれば既婚者であるのがあたり前の時代から、既婚者と生涯未婚者の数がどんどん接近してくる時代になってくる。
そうなるとそこに人種的、というのは言い過ぎだけどそれに近い人間の種類の差、みたいなものが生まれてくるわけで、そのとき企業はどちらをとるのか、ということになるのではないか。
ちょっと見「差別」に見えなくもないけど、これは「区別」だろう。
生涯独身者である我が身を思うと、主観的には「やっかいなことになったな」と思うわけだが、そういった区別の是非についてはまた違う感覚なのだ。
ある層を必要とする社会と、別の層を必要とする社会、その区別ではないか。
そしてそういう既婚者層を取り込んでいった場合、数的な逆転手が起こったときにどうなるのか、ということも含めて、今後の注目点になるのではなかろうか。
もっとも仮に逆転が起こったとしても、そのときにはワタクシはもう時間的にこの世にいないと思うので、その状況を確認できないのが残念だが。