火星の月の下で

日記がわり。

○「気持ち悪い」という感情とどう向き合うか〜Quzilax事件を経て

「女性さん「ク○ラックスの漫画、犯罪だよ、消えてざまあだわ」」
(p://www.anige-sokuhouvip.com/blog-entry-17697.html)
感情論だとワタクシもこうなるかなぁ、♂だけど彼のマンガは普通に気持ち悪いだけでなく、見た後の嫌悪感たるやそうとうなもの。
「こんなのが許されていいのか」という気持ちはかなり強くある。
だがそれは感情論が大半を占めるんだよな、そのあたりの内面の声というか内心とどう向き合っていくか。
こういう作品を見てしまうと「表現規制とは別問題だ」という意見もよくわかる。
でもそれって感情論、もっと言うと単なる好き嫌い。
法的にグレーなので、完全に感情論かと言ってしまうと少し怪しいけど、もしこれを取り締まるのなら、他の感情的、好み的には許容範囲だったものもどんどんしょっぴかれてしまう、そういう危惧はかなりある。これも感情論だ。
その意味で、そういった隙間をうまくついてきているこの作者には嫌悪というよりむしろ憎悪に近いものを感じてしまうが、もちろんそれを持って公権力の介入を願う気にはなれない。
せいぜい思うのは、こういった連中に重税を課してやれ、もしくは同類の犯罪が起こったとき被害者に対しておまえらも倍賞しろ、と言う心理くらい。
もちろん後付けではあれなので、LOとかに書いている作家や出版側を事前に強制登録して、同類の事件が起こったらまったく関与してなくてもこいつらから一律に(ただし絶対額ではなく収入に対する比率にして)徴収してしまえ、くらいかなぁ、これも暴論には違いないんだけど。
ともかくこいつらを責めるのなら「表現規制」とかではなく、経済の方の土俵に引き込んでしまう方が有効な気がするんだが。