火星の月の下で

日記がわり。

ドーピング・ロシア

開催前は「いつから始まるのか」すら知らなかったくらい、興味も関心も薄かった冬季北京五輪
それがここにきて、ワリエワの大活躍(?)のおかげで、がぜん面白くなってきた。
選手がドーピングしただけって言うのなら、毎回なんらかの形で出てくるけど、コーチが全然隠そうとしていない、というあたり、なかなか強烈。

「ワリエワ選手コーチ 過去のインタビューで「新薬必要」と」
(ps://www.khb-tv.co.jp/news/14551651)
ググったらほかにも山ほど出てくるむけど、手軽に出てきたのでこのあたりを代表に。

ロシアの大衆紙モスコフスキー・コムソモーレツは10日、ワリエワ選手のコーチ、エテリ・トゥトベリーゼ氏が2019年に行われたインタビューで、メルドニウムに代わる新薬を探していると語っていたと報じました。
メルドニウムはWADA(世界反ドーピング機構)が2016年に禁止した薬物です。
トゥトベリーゼ氏は当時、「メルドニウムが使えなくなる日は分かっていた」としたうえで、「アスリートの疲労回復に役立つビタミンのようなものが必要だった。私たちは何か他の薬を探さなければならなかった」と述べています。

なんつうか、もう全然隠そうとしてないのね。

加えてロシアでは、未だに国威発揚、みたいな概念というかスローガンみたいなものが生きている、というのが強く伝わってくる。
確かに南北朝鮮とか、支那とか、そう言った文化的後進国ではそういうのをまだ見るけど、まがりなりにも冷戦を戦ってきた国なので、さすがに薄まっていると、勝手に勘違いしていた。
まだまだ戦争してる国なんだね、ロシアって。