火星の月の下で

日記がわり。

2012-04-13から1日間の記事一覧

○『国家篇』に見るケパロスの回想

プラトンの大著『国家篇』においては、そのほとんどをソクラテス(・・・の名を借りたプラトン本人)が語り、対話篇というよりも、プラトンのイデア論になっている著作で、かの有名な「洞窟の比喩」などもここに登場する。その『国家編』の冒頭、ソクラテスがそ…