火星の月の下で

日記がわり。

大阪イメージ

遅ればせながら、先週分の電車男を見る。
つっこみたいところはいろいろとあるけど、それはたいていのサイトがしてくれてるみたいなので、気になったことをほんの少しだけ。
ネットにアクセスしてくる人の絵が、点景のようにいくつか映るんだけど、見事に「東京人から見た」ステレオタイプ。特に大阪は地元なだけに、その変さ加減がよくわかる。
まず、大阪のヲタクっていうのは、総じて野球が嫌いです。もっと正確に言うと野球中継が嫌い。それはSUN、KBSの「試合終了までの中継」、及び、春夏の高校野球におけるMBSとABCのスケジュールの日時移動で泣きを見てるからで、この体験があれば、少なくともプライベートで阪神のユニフォームを着てたり、野球ファン、あるいは地域ナショナリズムの姿を晒している人間というのは、かなり少ないと思う。もちろん、いることはいるだろうが、少数派だと思う。
ヲタクではない、一般の関西ネチズンなら、ああいうのはいるとは思うし、実際に知り合いに、プライベートではタイガースグッズに囲まれて暮らしている、非ヲタク人間も知ってはいますが。
他の地域のデリケートなことまではちょっとわからなかったけど、おそらくそれらも「東京人から見た」潤色がなされているのだろう。
非ヲタクものなら、そういった実例も知ってるので、そんなに違和感も感じないんだけど、こと、電脳ヲタク世界であれをやられると、違和感バリバリである。電車男が家に帰るとジャイアンツグッズに囲まれたオレンジ一色の部屋にいることを想定してみるといい。そんな情景にリアリティがあるか?
加えて言うと、にちゃんにアクセスしていた人間も過半数、おそらく6割から7割は首都圏の人間だったと思う。日本全国が注目していた、あるいは関わっていた、ということを言いたいんだろうけど、実際のヲタ方面の地域アクセスを考えると、首都圏が大半、というのは体感としてけっこうあるので、これも大阪人や九州人がそんなに注目してたかなぁ、っていうのもある。・・・私も昨年はリアルタイムで板を見てたけど、首都圏ローカル臭がちょっと鼻について傍観しかしてなかったし。
あと、電車男の部屋、フィギアがあれだけ不統一で、展示空間がありあまった部屋にいる、っていうのは、あれはヲタクではないね。(笑) 
まぁ、最近のヲタクは部屋をマメに掃除する人もいるらしいけど、蛍の里とか見てると、ねぇ?