火星の月の下で

日記がわり。

◎バジリスク 第16話

アニメ感想用ブログの方でさんざん書いたので、こっちではもういいかな、と思ってたんだけど、ついでに。
せがわ原作の回で、はっきりいってつけたしだったんだけど、絵がよかったので見入ってしまった。幼・朧、よすぎ。
・・・なんだけど、同じこと書いても仕方ないので、それ以外について少し追記。
蛍火の蛇なんだけど、あれは白蛇でしたね。ということは、青大将のアルビノなんで、毒はなし。
従って、毒がどうこう、というのはちょっと変なんですが(今回は言ってないけど)、蛇の牙ってかなり鋭くて、かまれるとけっこう深いので痛みはそこそこあります。鋭さもかなりあるので、かみつけれなくても、スッとかすめるだけで皮膚は裂けます。その驚きからけっこうダメージを食うので、「毒だ」と勘違いしても仕方ないですね。
ちなみに日本本土にいる毒蛇は、マムシとヤマカガシの2種ですが、ヤマカガシは毒そのものはマムシより強いんですが、後牙類なんで、奥の方の歯でかまれない限り、毒は入りません。一方マムシは前牙類なんでかまれると強烈な「血液毒」を注入されますが*1マムシ自身の体長がそれほど大きくないので、致命傷になることはあんまり無いはずです。ただ、痛みは続くし、昔のようにあんまり知識のない時代ですと処置を誤って周辺部が腐りだした、っていうことはあるかもしれない。戦闘時にそういうことになったら致命的ですからね。従って、蛇による攻撃っていうのは、決定打ではなく、心理的な要因がかなり強かったんじゃないかなぁ、とテレビを見ながら、全然違う方向へ意識がいっておりました。(笑) 
でも蛍火、好きよん。

*1:一般的に言って、マムシやハブを含むクサリヘビ科の毒蛇は血液毒、コブラ科やウミヘビ科の毒蛇は神経毒です。(例外、及び混在するタイプもいますが)ヤマカガシはナミヘビ科で、ナミヘビ科は8割以上は無毒なんですが、まれに有毒のものもいて、その場合はたいてい血液毒です。青大将、ヒバカリ、ジムグリなんかもナミヘビ科。ただしこっちは無毒。