火星の月の下で

日記がわり。

なら燈花会

夕方、ちょっと時間ができたので、近鉄奈良アニメイトまでトーンを買いに出かける。
まぁせっかく出てきたので、夕闇の奈良・三条通りをJR奈良に向かってブラブラ歩いてみた。チラホラと観光客が見える。白人も居ればアジア系もいる。
奈良のように古い歴史のある町は、目的も定めずブラブラ歩くのが風情があっていい。しかも、季節はクソ暑いこの夏がいい。
光都市と言っても、京都ほどゴミゴミと混雑もしていないし、適度に見渡しがきく。このときばかりは、行政の建築物の高さ制限を良かった、と思う。
ただ、次の日曜日に市長と市議の選挙があるので、宣伝カーがひっきりなしで、これにはちょっと閉口した。うちの近辺にも来てるんだけど、こっちは住宅街なんでまぁ、仕方なかろう、とも思うんだけど、奈良公園や、やすらぎの道にまで入ってきて手を振るのはいかがなものなんでしょうかねぇ。
そんな無粋な連中から目をそらすと、あちこちになら燈花会のポスターが。
ああ、そういうシーズンなんですなぁ。
奈良にひっこしてきて6年目になりますが、いろいろな祭りとか神社の例大祭とか行きましたが、市内行事としては、これ、最高ですね。去年は仕事で来られなくて残念な思いをしたので、今年は必ず行こうと思っています。
奈良という土地の印象からか、伝統行事かと思ったら、なんと99年からで、つい最近始まったものらしい。ちょっと意外。でもこの行事はすごくムードがあって、極めてシンプルなのに奈良の土地とよくあっている感じがする。暑い奈良の欠点が見事に長所に変えてしまうくらいの効果があると思う。末代までも続けてほしいし、こういうのがいつまでも続く平和な世の中であってほしい、とガラにもなく思ったりしてしまいます。他所の都市出身なんで、そう偉そうに言えたものでもないんですけどね。一応市民税払ってる市民なんで。(^_^; 
奈良は歴史ある町なのに、京都みたいに排他的なところが少ないのがいいですね。
それにしても市長選挙どっちに入れるかなぁ。どっちもどっちなだけに、かなり迷ってます。
市議の方は、もうだいたい決めてるんですけどね。基本は反・宗教政党。(^_^;