火星の月の下で

日記がわり。

猫の出自

かつて、「ペットを飼うということは、ペットの糞の始末をすることだ」というコトバを聞いて、なるほどなぁ、と思ったものだったけど、よく考えてみると、ここでいうペットっていうのは、犬猫のことなんですな。百歩譲っても、哺乳類まで。
爬虫類だの熱帯魚だのを飼ってると、拒食はあるわ、環境設備がめんどいわ、で、とてもそんな悠長なことは言ってられない。
もちろん、飼育者の絶対数の差から言うと、犬猫メインになるのは仕方ないんだけどね。
そいでもって、猫。
ペットの2大勢力ということもあって、ともすると大昔からいたような錯覚に陥るときもあるけど、元来は熱帯〜亜熱帯の動物。人類と接触しだしたころの原生種については諸説あるけど、だいたいアフリカにいたリビアヤマネコあたりがルーツになるらしい。(ベンガルヤマネコ説もかなり有力らしいけど)
まぁ、いずれにせよ、元来が温帯の動物ではない。
それゆえ冬場の寒がりようは、見ていて可愛そうになってくるのだが、じゃあこのクソ暑い夏なら喜んでいるか、っていうとそうでもないようで、やはり「グデー」ってバテているようなときもある。そりゃそうだろう、温度だけ取り出せば、最近の日本の夏はもう熱帯である。加えて湿度もすごいので、たまりません。
ニャンコよ、飼い主様もおまえのように、グデーッとへたりたいのだぞ。だから夜になって涼しくなったからと言って、寝ているそばで走り回るのは、どうか勘弁しておくれ。(^_^;