火星の月の下で

日記がわり。

Grafeisen

なのはA'sに出て来る敵方魔法少女、公式見ると、守護騎士団Wolkenritterとか書いてあったので、やはりヴィータグラーフアイゼンの詠唱する呪文はドイツ語だったんですね。
ただエコーがかかっててて聞き取りにくい、つうかグラーフアイゼンの呪文はほとんど聞き取れなかった。
聞き取れたところと、推測も交えて、少しメモっておく。
まず闇の書がハヤテに語りかけるところ。
Ich befreie eine Versiegelung.(封印を解除します)
Anfang.(起動)
ここはBGMがそれほど強くなかったので聞き取れた。たぶんこれであってるでしょう。
グラーフアイゼンが、結界をはるところ。
Gefaengnis der Magie.(魔法による封鎖)aeは、a-Umlautのタイプ書体ね。
Jawohl.(了解)
Gegenstand kommt an.(対象、接近中)
不明・・・Spiegelなんちゃらかんちゃら、って聞こえたけど、よくわかりません。
戦闘に入って、
Explosion.(爆発)
不明。後ろがfliegenくさいんだけど、ちょっと文法的に変かも。
Jawohl.(了解)
グラーフアイゼンは、Grafeisen(鉄の伯爵)、ヴォルケンリッターWolkenritterは雲の騎士、かな。
魔法の呪文詠唱に関しては、「なんか異邦のことば」に聞こえれば桶、だと思ってるので、何語でもいいんだけど、イメージとしてはやはりラテン語コプト語ですね。妖術(Hexenschaft)と魔術(Magie)を一応区別するとして、前者ならロシアや北欧、後者ならラテン語、てとこかなぁ。
因みに、妖術とは魔女術とも言われ、民間信仰の一派。魔女裁判の対象であったり、術者は女や、社会の底辺にいたものが多かった。一方、魔術は、近代物理成立以前の「科学」の性質が強く、錬金術博物学なんかも含まれることがある。術者はたいてい男で、身分も高く、知的階級に属していた。
英語圏ではあんまり区別されてないけど、ドイツ語圏やラテン語圏では割と区別されて使われるほうかな。
だから系譜から言うと、妖術側に近い魔法少女が、SFっぽいことになったり、魔術書からみのネタが出てきたりするのは、少し違和感があったり。(^_^;