火星の月の下で

日記がわり。

一日、雨。
ところで、日本語だと「雨が降る」でなんだけど、ドイツ語だと「Es regnet.」ご存知、非人称主語というやつですな。
雨を降らす主体、esとは一体なにものであろうか。
けっこうこういう素材で、大衆映画とかが作られてますな。
ドイツ語だけでなく、フランス語や英語でも、「文には人称主語が不可欠」(命令文等、多少の例外はあるが)という原則があるので、ilやらitやらが付いてきますな。
そういえば、英語の方で「イット」といえば、クララ・ボウが主演したモノクロ末期の名作でしたか。
フラッパア女優・クララ・ボウを有名にした作品で、アカデミー賞なんかもとってたかな。見たのは、大昔のフィルムセンターなんで、記憶もかなり曖昧だけど。
いまや、クララ・ボウが雑誌のタイトルになっちゃう時代である。
雨を見ながら、そんなとりとめのないことを考えていましたとさ。